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体にいること
私たちは普段外向きの感覚を使って常に活発に情報を受け取り一瞬で対処しています。また外からの刺激が少ない時、例えば慣れ切った動作などをしている時、脳内では活発に考え事やおしゃべりが続いています。
その忙しい脳の働きを一時的に止めるのが瞑想と言われています。止めると脳が休まり、落ち着いた軽やかな感覚が生まれます。
誰でも一日に何回かは瞑想状態の脳になるとも言われています。お風呂につかる時、夕焼けをあ~きれいだなと見る時など。ふわ~とした感覚のその一瞬、対処する考える脳から感じる脳へと使い方が変わっています。
体を動かすヨガでは、この脳の状態を、体を動かしそれを感じることで作っていきます。一番身近な自分の体を使い、ただ感じて意識をそこに保ちます。それが体にいるということです。呼吸から始めると集中しやすくなります。
適度に体を動かすことは体が本来持つ自然な欲求ですから、気持ちよさを感じるのはもちろん、習慣化していけば自分の体は大切なパートナーであり、自分で整えることができるということにも気づきます。体からのサインにも気づきやすくなるので、何か問題があったとしても小さなうちに対処できます。
さらに体にいることは、今ここにいることに繋がります。今この瞬間のこの体にどっしりと意識を安定させた時、現実の見方が変わっていくはずです。こちらもご覧ください
体にいること
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