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  • ayumi4960

自然はしぜんだ。

更新日:2021年5月25日

今年も北海道に新しい季節がやってきた!

森に入ると、青い小さなブドウのようなお花が一面にじゅうたんを敷きつめ、エンレイソウが静かに白い頭を垂れている。

その姿が見えなくなったと思ったら、ぶわっと急に緑が増える。

白い小花、黄色の小花、うばゆりもぐんぐん背丈を伸ばし、もうすぐつぼみを出す。

鳥がいたるところで鳴きかわし、一年生のカラスは産毛を頭に残したまま土をつついている。

氷と雪の世界から一転、この時期の勢いったら、笑ってしまうほど強烈で、人は乗り遅れないようにするのに精一杯。


毎年思う。自然は変化だなあと。

消えていくもの生まれるもの、でもその変化の根っこは変わらず力強い。


もし元気がなくなったら森に行ってみてください。

できたら人のいないところ。

何かをするのではなく、じっとして。森の音が体にしみこむように。


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みぞれ交じりの雪がやんだ夕方の森の中で、林の中から見つめるたくさんの目に気づいた。7.8頭くらいだろうか、黒い目が、木々の間からじっとこちらをみている。鹿には時々出会うけれど、数歩で手が届きそうなこんなに近くでいっぺんに見つめられたのは初めて。 その目、その姿は、野生そのもの。醸し出す静けさ、堂々としたたたずまい。 畏怖を感じる。 そこを通り過ぎて間もなくのことだった。 はっきりと、思考にきた。

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